がたろー
ガタロー
国内
未確認生物
- どんな話か
- 岸から見ると船に乗る人数が一人多く、声をかけると影が消え、翌日水死人が上がったという。
- 細部
- 切り通しのあたりへ田仕事に出かけた日のことだという。烏丸には船の通る水路があり、そこを二人の乗った船が進んでいた。ところが陸から眺めていると、船の上には確かに三つの姿があった。不審に思って声をかけたとたん、そのうちの一人が水へ飛び込み、影はもとの一つに戻ったという。そして翌日、その場所に死人が浮かんだ。この地では河童をガタローと呼んでおり、水辺で起きる説明のつかない出来事や水死を、その仕業として語ってきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1991年の『民俗文化』に載る菅沼晃次郎「近江の河童(かっぱ)資料」に収められている。
- 地域
- 滋賀県守山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ