がらっぱ
ガラッパ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一ツ瀬川で赤子姿のガラッパを見た体験談が伝わり、以後は竹筒のお守りを提げて川に入るようになった。
- 細部
- 一ツ瀬川で魚を獲っていた話者が小学生のころ、水中眼鏡をつけて川底をのぞき込むと、体長四十センチほどの赤子のようなものが水の中からこちらをじっと見つめていた。恐ろしくなってその場から逃げ帰ったため、言い伝えにある頭頂部のくぼみを確かめる余裕はなかったという。同じ川ではほかにも、岩の上に座る得体の知れないものを子供が見つけて一目散に逃げ帰った出来事があり、このときは太夫様に御幣で祓ってもらう騒ぎとなった。以後、この川で遊ぶ際には竹筒に入れたお守り札を肩から提げる習わしが生まれたという。
- 広まり方
- 1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗2』の「民間信仰」章、屋敷繁による俗信の節に体験談として記録されている。
- 地域
- 宮崎県西米良村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ