いちきくしきののがらっぱよめとり
いちき串木野のガラッパ嫁取り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旧暦五月十六日はガラッパの嫁取りや山からの下山の日とされ、団子を藁苞で川や海に流して水難除けとする。
- 細部
- いちき串木野市西島平町では、旧暦五月十六日をガラッパドン(河童)が嫁を迎える日、あるいは山から海や川へ移り住む日とし、子供たちが団子を藁苞に包んで水に流す風習があった。これを行えば水難を避けられると信じられている。同市大原町には別の由来譚もあり、須納瀬川で馬に悪さをしていたガラッパをその地の乙名が捕らえ、以後子供や馬を傷つけないと約束させた上で放したという。約束を守り通せばガランドンとして祀ると告げたことが、現在も続く子供の講「ガランコ」の起こりとされる。
- 広まり方
- 1970年の『民間伝承』に掲載された小野重朗「スジンサア(水神様)」、および1965年の『種子島民俗』掲載の小野重朗「森山とガラン山との報告」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県いちき串木野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ