がーら
ガーラ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 子どもを池や海から遠ざけるために使われた戒め文句で、正体は2寸ほどの昆虫タガメだという。
- 細部
- 三豊市では、子どもが山の池などへ泳ぎに出かけようとすると、親たちは決まって「ガーラ、あるいはガータに尻を抜かれるぞ」と言って引き止めた。実のところ、このガーラの正体は二寸ほどの大きさをしたタガメという昆虫のことである。また、荘内半島から地続きとなる沿岸の集落では、七夕当日の朝に限って海に入ることを禁じていた。七夕には笹や供物を川や海へ流す風習があり、供え物に添えた胡瓜を目当てに無数のガーラが押し寄せてくるためだと語られている。
- 広まり方
- 1959年の『西郊民俗』所収、細川敏太郎「讃岐三豊の水神」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ