うきのとなえことばとつばのかっぱよけ
宇城の唱え言葉とつばの河童除け
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川で用を足す子供が唱え言葉とともに川面へつばを吐く、河童除けのまじないである。
- 細部
- 宇城市松橋町には、子供が水辺で立ち小便をするときの言い習わしが伝わっている。ガッパ引っ込むにゃ親の乳は呑まんぞいと声に出しながら、川面へつばを吐くのだという。ガッパはこの地方での河童の呼び名で、無防備に用を足すと河童に足を引かれるという恐れが背景にあるとみられる。唱え言葉とつばの両方によって、水に潜む河童をあらかじめ退け、身を守ろうとする一種のまじないとして、子供のあいだで受け継がれてきたものである。
- 広まり方
- 1975年の『あしなか』所収、石川純一郎「河童禁呪」に記録がある。
- 地域
- 熊本県宇城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ