がーっぱ
ガーッパ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川沿いで目撃された小さな異形の子供で、川蜷を食べ、人に憑いて持ち物を奪うこともあったという。
- 細部
- 対馬にはガーッパという川の妖怪の目撃談がいくつか残る。ある武家の者は夜遅く川沿いを通った折にこれと出くわし、蟹や蝦のように突き出た目など細部は覚えていても姿全体はぼんやりとしか思い出せず、頭に皿は見当たらなかったと語った。別の伝えでは赤い頭に黄色い着物をまとった小柄な子供の姿をしており、川蜷を捕っては食べているといい、これを見られる者と見えない者がいるとされる。さらに、ある男がガーッパに化かされたと噂になった一件では、川に踏み込んだまま倒れ込んでしまい、助け起こしてみると懐に入れていた鯨の肉だけが消えていたという。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、鈴木棠三「対馬神道記(五)」に記録が残る。
- 地域
- 長崎県対馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ