がをろ
がをろ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 馬を引き込もうとして逆に馬小屋へ引きずり込まれたがをろが針と蛇の鱗を渡して許しを乞う話と、猿を騙して肝を取ろうとして逃げられた話が伝わる。
- 細部
- 丹生川町では河童をがをろと呼び、馬にまつわる失敗談が伝わっている。がをろが川で馬を引き込もうとしたところ、逆に馬の力に引きずられて馬小屋の中まで連れ込まれてしまった。飼い主の親父に見つかって折檻を受けたがをろは、許してほしいと詫び、針と蛇の鱗を金襴の袋に入れて差し出した。この袋の中身でバヒフを患う人の喉を撫でると治ったのだという。もう一つの話では、乙姫の病を治す薬にするため、がをろが猿の肝を取りに来たと語られる。がをろは猿を言葉巧みに騙して水中へ連れ込んだが、殺されそうになった猿は「肝は陸に干してきた」ととっさに言い逃れ、再び陸へ戻ったところでそのまま逃げおおせたという。
- 広まり方
- 1936年の『ひだびと』掲載、新田貞子「丹生川村の昔話」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ