がまのどく
蝦蟇の毒
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で誤って蝦蟇を踏み殺した男が熱い息を吹きかけられて腫れ、翌年同じ頃に死んだという話。
- 細部
- 備後福山に住んでいたある人物が、夜のあいだに誤って一匹の蝦蟇を踏みつけ、死なせてしまったことがあった。すると蝦蟇は、まるで熱湯をかけられたかのような熱い息をその人物の足首に吹きかけたという。以来その箇所は腫れ上がって痛むようになったが、治療を受けたことでどうにか快方に向かった。ところがそれから一年が経った同じ時期に、この人物はにわかに命を落としてしまう。当時の人々は、これを蝦蟇の毒によるものだろうと語り合ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収、橘春暉「北窻瑣談」に記録がある。
- 地域
- 広島県福山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ