がまがえる
ガマガエル
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蚕を食べていた大ガマガエルを退治しミズゴロウと名付けて祀ったところ、没落した家が再び栄えたという話。
- 細部
- 養蚕で財を成していたある家が、いつしか傾いてしまった時期があった。不審に思った家人が様子をうかがっていると、蚕が五、六匹ずつまとまって宙に飛んでいくのが見えた。跡をつけてみると、大きなガマガエルが長い舌を伸ばして蚕を次々と食べているところに出くわしたという。家人はこのガマガエルを退治し、その後ミズゴロウという名を与えて丁重に祀ったところ、家運は再び上向いて栄えるようになったと伝わる。害をなした獣を単に排除するだけでなく、名を与えて祀ることで祟りを防ぎ福に転じさせるという発想がうかがえる話である。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会による口承文芸の記録にある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ