があたろう
ガアタロウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 些細な水溜りにも棲むとされ、油断しているところを驚かせてはならず、通るときは声や歌で存在を知らせるべきとされる怪。
- 細部
- 佐伯市蒲江に伝わる水にまつわる怪である。取るに足らないような小さな水溜りにも住み着いているといい、そこに人が不用意に近づいて驚かせるのは禁物とされた。うっかりしているところを驚かせないよう、道を通るときはあらかじめ大声を出すか歌を歌うかして、自分が来たことをガアタロウに知らせておくものだとされている。ささやかな水たまりまで生息域とみなす点に、この怪への土地の人々の警戒ぶりがうかがえる。
- 広まり方
- 1960年の『西郊民俗』所収、郷田洋文「東九州の行事伝承」神遺の項に記録がある。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ