がぁたろ
がぁたろ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 壱岐でいう河童のがぁたろは川の神とされ、八月九日ごろ子供らが夜相撲を奉納しないと相撲をせがむような声で騒ぐという。
- 細部
- 壱岐で川の神として敬われる河童はがぁたろと呼ばれ、相撲と豆腐を好み、尻子を狙うとされる存在である。毎年八月九日前後になると、川の近くで子供たちが川の神へ奉納する意味を込めて夜に相撲をとる習わしがあり、これを怠るとがぁたろ自身が相撲を挑むかのような声を上げて騒ぎ立てるという。また実際に相撲をとる際には、麻がらを燃やした灰を手につけておくとがぁたろの体を腐らせる効果があるとされ、組み合ったときに手が滑って逃げられてしまうのも、同じ灰を用いれば防げると伝えられている。
- 広まり方
- 1929年の『民俗学』に掲載された折口信夫「壹岐の水」に記録がある。
- 地域
- 長崎県壱岐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ