ふたついわのだんざぶろうむじな
二つ岩の団三郎狢
国内
未確認生物
- どんな話か
- 相川の二つ岩に棲む団三郎狢が、娘をアンドン滝のジロベエ狢へ嫁がせる際に白藤を土産として持たせたという。
- 細部
- 相川の二つ岩に棲むとされる団三郎狢は、佐渡のムジナ譚に繰り返し登場する大親分格の存在である。この団三郎狢が自らの娘をアンドン滝に棲むジロベエ狢のもとへ嫁がせたとき、その婚礼の土産として白藤を持たせてやったと伝わる。ムジナ同士の縁組みという珍しい話であるのに加え、婚礼の贈り物として植物の白藤が選ばれているところに、人の暮らしの作法をなぞるようなムジナ社会の姿が描かれている。
- 広まり方
- 2001年刊の『伝承文芸』所収、國學院大學民俗文学研究会がまとめた佐渡郡畑野町の昔話集に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ