かんのんさまのふたまただけ
観音様の二股竹
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 観音様の大開帳の年には村のどこかの家に二股竹の筍が生え、これを献上しなければ祟りがあると伝わる。
- 細部
- 観音様の21年に一度の大開帳を行う年には、組村内のどこかの家に必ず二股に分かれた竹の筍が生えるという。生えた家は掘り出したうえで観音様へ差し出し、以後は寺の手で丁重に育てられるのが習わしだった。ある年、生えた二股竹を惜しんで差し出さずにいた家では息子が重い病にかかったが、改めて差し出したところ治ったといい、この観音様を信仰する者は以来筍を口にしないのだという。
- 広まり方
- 『郷土研究』1915年掲載の「下総小見川の話」(吉原春園)に記録された話。
- 地域
- 千葉県香取市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ