ふたごたんじょうのしゅうぞく
双子誕生の習俗
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 双子が生まれた際、夫が大屋根から叫んだり鍋蓋を叩いたりして世間に披露する風習があった。
- 細部
- 双子が生まれた家では、父親が屋根の上に登り、その誕生をわざわざ大声で近所に告げ知らせたという。あわせて鍋の蓋を棒で叩き鳴らすこともあった。こうして表沙汰にするのは、以後同じことが繰り返されないための願掛けだと語られる。また男女一対の双子が生まれた場合、片方を手放すこともあったという。遠く離れた先へ養子に出しても、知らぬうちに巡り合って結ばれてしまうと恐れられたためだと伝えられる。
- 広まり方
- 1939年刊「民間伝承」所収、岩田準一「志摩の習俗」に記されている。
- 地域
- 三重県鳥羽市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ