ふたご
双子
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 双子誕生を屋根の上から大声で近隣に披露する志摩各地の風変わりな祝いの作法。
- 細部
- 双子が生まれると、父親または男性が屋根へ上がり、道具を手にして大声で誕生を近隣へ知らせる風習が志摩各地にあった。父親が升の尻を叩く例、鎌を持つ例があり、掛け声には「見にござれ」や「見に来い」が用いられた。大王町では、鍋取りを首にかけ、しゃもじで招きながら、火吹竹と火箸を腰に差して「見にござれ」と三度唱えた。阿児町には、鎌を持ち妻の白い腰巻を頭にかぶる例も記録されている。1939年の『民間伝承』掲載「志摩の習俗」で岩田準一が記録し、阿児町・志摩町・大王町の事例を記録している。
- 広まり方
- 1939年刊『民間伝承』誌、岩田準一「志摩の習俗」に阿児町・志摩町・大王町の複数例が記録されている。
- 地域
- 三重県志摩市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ