びょうぶからとびでたふるだぬき
屏風から飛び出た古狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 遊女屋の客が眠っている間に、屏風の外の物音に驚き飛び出すと大きな古狸だったという話。
- 細部
- 文化11年の3月ごろ、新吉原の佐野松屋に通っていた客のもとに現れた出来事という。ある夜、客がよく眠っていると屏風の外で新造がふざけて大騒ぎする物音がし、驚いて屏風から飛び出したところ、その正体は年を経た大きな狸だった。皆が驚いて追い詰めると、格子窓から逃げ去ったが、その狸が置いていった金子は木の葉に化けたものではなく本物だったという。
- 広まり方
- 1983年刊行の続日本随筆大成別巻、石塚豊芥子の豊芥子日記に記された話。
- 地域
- 東京都台東区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ