かみじまのふるねことかじやばば
上島の古猫と鍛冶屋婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 峠で大工を襲った猫の群れの首領が、実は隣家の鍛冶屋の老婆に化けていたという話。
- 細部
- 年を重ねた猫は悪さをすると言われる。ある大工が日暮れの大松峠を帰っていると猫の群れに囲まれた。とっさに松へ登って身を隠したが、猫たちは肩車を組み、かじやのばあさのおせのおせと囃しながら迫ってくる。大工は首領めがけて鑿を投げつけ、これが当たると群れは散った。翌朝、隣の鍛冶屋の老婆が床から出てこない。布団をはねると片目を潰された古猫が飛び出して逃げ、老婆は食い殺されていた。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、森本正勝「生名島というところ」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ