ふるだぬき
古だぬき
国内
未確認生物
- どんな話か
- 医者の屋敷裏の竹薮に居ついた狸で、参詣人をからかい、膏薬を堂の裏へ移したという。
- 細部
- 医者の家の裏手にある竹薮に古い狸が棲みつき、観音へ参る人々をたびたびからかうので、周囲は手を焼いていた。ある晩、寝込んだ老女に膏薬を貼ってやったところ、それは観音の堂の裏側に貼り付いていたという。狸のいたずらはその後も止まなかったが、家の者は竹薮を切り払わずに残したままにしており、そのおかげか家は栄えたと語り伝えられている。厄介者を追い払わずに置いたことが福につながる形の話である。
- 広まり方
- 1982年の『中京民俗』所収、田畑徹・梶原一明・木村八千代による口承文芸の報告に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ