ふりうつしづか
ふりうつし塚
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 道隆寺開祖の法要のため飯を運ぶ車が古塚の前でひっくり返って以来、坂出の隣町では祟りを畏れ毎年その塚に飯を供え続けている。
- 細部
- 多度津町にあるふりうつし塚は、もとはただの路傍の古塚として軽く扱われていたという。ところがある年、道隆寺の開祖の遠忌にあたり、村人たちが三石三斗もの飯を炊いて車に積み、運んでいたところ、この塚の前で車が突然ひっくり返り、積んでいた飯がすべてぶちまけられてしまった。これを目の当たりにした村人たちは塚の祟りを畏れ、以来旧暦三月七日には大饗と称して三合三勺の飯を炊き、この塚に供えることが習わしになっている。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』に草薙武吉が発表した「讃岐の塚伝説」に記録がある。
- 地域
- 香川県多度津町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ