からつのそこぬけひしゃくのふなゆうれい
唐津の底抜け柄杓の舟幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 漁の帰りに同じ場所を回り続けるのは舟幽霊の仕業とされ、柄杓を貸すと舟が沈められるという。
- 細部
- 呼子町では、漁を終えて港へ戻る途中に方向感覚を失い、同じ海域をいつまでも回り続けてしまうことがあるという。これは舟幽霊の仕業とされ、暗い海上で柄杓を貸してほしいと声をかけてくる。求められるまま普通の柄杓を渡せば、その道具で海水を次々に汲み入れられて舟が沈められてしまうため、あらかじめ底を抜いた柄杓を用意して渡すのが習わしだと伝わる。
- 広まり方
- 1999年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による佐賀県東松浦郡呼子町の調査報告書に記録されている。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ