ふなきぎれ
舟木切れ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 宿泊先の子供の長患いが、踏み台に使っていた舟木切れを清めて海に流すとすぐ治ったという体験談。
- 細部
- 担い売りをして各地をまわっていた繁という人物の父が体験した話である。鹿児島県大島郡天城町の西村というところで宿を借りたとき、その家の子供が何か月にもわたって病気で苦しんでいるのを知った。よく見ると、その家では舟の廃材である舟木切れを踏み台として日常的に使っていた。これを清めてから海に流したところ、それまで長引いていた子供の病気があっという間に治ったという。
- 広まり方
- 2002年の『南島研究』掲載、本田碩孝「井上カナ嫗の昔語り」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県徳之島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ