ふなだまさん
フナダマサン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 船に宿るフナダマサンが音を立てることをイサムといい、大漁の兆しとも凶兆ともされ、女神ゆえに出産を忌み嫌うとされる。
- 細部
- 香川県さぬき市に伝わる船の神である。船にはフナダマサンという神が宿るとされ、この神が音を立てることをイサムと呼んでいる。イサムの音を聞くと大漁になるとも、逆に何か悪いことの前触れだから注意が必要だとも語られ、地域や状況によって受け止め方が分かれている。またフナダマサンは女の神様であるとされ、そのために出産をことのほか忌み嫌うのだという。妊婦やお産にまつわることを船に持ち込むのを避けるならわしは、この女神が嫉妬するという考え方に基づいている。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第三節四、丸山恵子「フナダマ信仰」と、同書第二章第三節六「産ブク」に記録がある。
- 地域
- 香川県さぬき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ