ふなだまさん
船玉さん
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 船玉さんを祀るフナバリ材は、墓地に生えていた松を使えば難破せず、宮の木で作ると必ず難破するという船乗りの言い伝え。
- 細部
- 船玉さんを祀るために船首に取り付ける「フナバリ」という木材には、決まりがあるという。もし墓地に生えていた松材を用いれば、その船は荒天でも難破を免れる。しかし神社の境内に立つような由緒ある宮の木を削って使うと、不思議なことに必ず遭難してしまうと恐れられた。清浄であるはずの宮の木がかえって忌まれ、穢れた場所とされる墓地の木の方が船の守りになるという、逆説的な信仰が船乗りたちの間に伝わっている。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』に掲載された、河本正義「舞子の漁船」に記録されている。
- 地域
- 兵庫県赤穂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ