ふなだまさま
船霊様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 船の守り神である船霊様は女神で蛇を嫌い、鈴の音のように鳴いて風向きの吉凶や嵐の接近を知らせるという。
- 細部
- 西彼町に伝わる船霊信仰では、船霊様は女神とされ蛇などを苦手とするといい、船に祀られている。船霊が音を立てることを地元では「船霊様がヨロコバス」または「ナリオラス」と呼び、鈴虫の声のようにリンリンリンと澄んだ音で鳴くときは船に追い風が吹いて船足が良くなる兆しとされる。反対に嵐が近づく際には、船の後ろから前へ向かってチチチという別の音を立てて危険を知らせるといい、船霊様が航海の吉凶を音で伝える存在として漁師たちに信じられてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1972年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による長崎県西彼杵郡西彼町旧亀岳村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 長崎県西海市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ