さどしのしけをしらせるふなだまさま
佐渡市の時化を知らせる船霊様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月11日の船祝いで飯炊きが船霊様に扮して家々を回った風習と、時化を鳴き声で知らせるという船霊様の話。
- 細部
- かつて正月11日に行われた船祝いの日、船主は一年間世話になった村人たちにモチを配って回った。その際、船で炊事を担う飯炊きが船霊様に見立てて女装し、いつもと違う奇妙な姿になって伝馬船の船頭を伴い、親類や世話になった家々を訪ね歩いたという。また船霊様は日ごろ静かにしているが、海が荒れそうなときにはキューキューという鳴き声のような音を、船尾から船首にかけて響かせて知らせてくれるとも伝えられている。
- 広まり方
- 1984年刊行の『新潟県史』資料編23民俗2、第4編4-1-8「海の信仰:船霊さん」(北見俊夫)に記されている。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ