ふなだまさま
フナダマサマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 広島町の漁師は船にフナダマサマを祀るが、夫が海で遭難した夜、妻は白衣の女が海に消える幻を見たという。
- 細部
- 四国の漁師たちは船の安全と大漁を願って船内にフナダマサマを祀る習わしを持っている。丸亀市広島町のある漁師も夜になって漁に出かけたところ、夜更けに海が急に荒れ始めた。留守を預かる妻が夫の無事を祈りながらまどろんでいると、夫の乗った船から白い衣をまとった女が海の中へと入っていく光景が浮かんできた。翌朝、浜には夫の船だけが打ち上げられており、数日後には隣の島の浜辺で夫の遺体が見つかったという。フナダマサマにまつわる不吉な前兆譚として語られている。
- 広まり方
- 1986年の『四国民俗』に武田明が発表した葬送習俗の考察(異常死の民俗資料2)に記録がある。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ