ふなだまさま
船だまさま
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 船の新造祝いでは三月三日に買った男女一対の紙人形を船だまさまとして誰にも見せずに祀るならわしがある。
- 細部
- 船を新造して台降ろしの祝いをするとき、大工の棟梁と船頭は、あらかじめ三月三日に買っておいた男女一対の紙の人形を船だまさまとして、誰にも見られないようひそかに祀る。これとあわせて十六文銭、夫婦が健在で妊娠五ヶ月目にあたる妊婦の髪の毛、そして一対のさいころ(天が一、地が六になるよう四方を合わせたもの)も一緒に祀るという。もしこのさいころの目が転がってずれてしまうと、不漁になると信じられていた。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、和田文夫による平市薄磯漁村民俗誌の信仰と船の禁忌の項による。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ