ふなだまさま
舟霊様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 船に籠もる守り神で、大漁や時化が近づくとチリンチリンと鳴って必ず知らせたという。
- 細部
- 船の中央からやや後ろ寄りに舟霊様の座があり、船を仕立てた大工が完成の際に米とショウ銭十六枚、お守りを納める。この神は先の出来事を音で伝えるとされ、漁が当たる時や風雨が来る時にチリンチリンと澄んだ音を立てる。船ごとに響きに違いはあるものの、告げた通りにならなかったことはないという。この現象を舟霊様がいさむと言い表し、漁師は音を聞き分けて出漁や帰港を決めた。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―ふるさとの民俗―』所収、森正史監修「伊方の民俗 加周の漁法習俗」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊方町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ