ふなだまさま
船霊様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 昭和14年3月下旬、平戸島志々伎湾を進む船の上で茶碗を打ち合わせるような音が響き、同乗者全員がその音を聞いたという。
- 細部
- 昭和14年3月下旬、よく晴れたある日のことである。平戸島の志々伎湾内を進んでいた船の上で、どこからともなく茶碗同士をかち合わせるような澄んだ音が響いた。乗り合わせた者は初め、遠くで鉦でも叩いているのではないかと思ったというが、周囲にそれらしい姿は見当たらなかった。同じ船に乗っていた他の者たちにもこの音は聞こえており、一人だけの空耳ではないことから、船霊様が知らせを寄越したのだろうと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1946年の『民間伝承』に発表された牧田茂「船霊様のおいさみ」に記録されている。
- 地域
- 長崎県平戸市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ