ふくろう
梟
国内
未確認生物
- どんな話か
- 撃ち込んだ弾をことごとく掴み取り、そのたび大きくなっていったという不気味な鳥。
- 細部
- 二俣川町で語られた話。岡津の鍛冶屋が狩りに出たところ梟がいたので鉄砲を向けた。ところが放った弾はすべてこの鳥に受け止められてしまい、そのうえ撃つたびに体が膨れ上がっていく。恐ろしくなった男が後ずさりした拍子に、足を踏み外して崖から転落したという。飛び道具が通じないという点で獣ではなく怪の側に立つ存在として描かれ、しかも直接手を下すことなく、逃げようとした者自身の動きによって害が生じる結末になっている。
- 広まり方
- 『民俗』1954年掲載、和田正洲の報告「横浜在郷農家の伝承」に聞き書きとして残る。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ