ふくろさげ
袋下げ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狸のしわざとされる怪異で、高い木の梢から白い袋が下がって見える現象を袋下げと呼んだ。
- 細部
- 北安曇一帯では、高い木の上から白い袋がぶら下がっているように見えることがあり、これを袋下げと称した。狸が人を惑わすために見せる幻とされ、狢の話とあわせて語られてきた。狸の化かしは提灯や火の玉の形をとることが多いが、袋という日常の道具が高所に吊るされる形で現れる点にこの土地らしさがある。暗がりの木立で見誤りやすい白い影に、狸という説明を与えた語りだといえる。
- 広まり方
- 1937年刊の『北安曇郡郷土誌稿』の狸と狢の話の章に、信濃教育会北安曇部会の記録として載る。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ