ふくだろ
フクダロ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 娘のもとへ夜な夜な通っていたのは、正体を確かめる針の糸をたどると見つかった蝦蟇だったという話。
- 細部
- 杉合森のそばにあった寺の門徒の家に、十六歳になる美しい娘がいた。娘の顔色がしだいに悪くなっていくのを案じた両親は、誰かが夜な夜な通ってきているのではと考え、正体を確かめようと娘の裳に糸をつけた針を刺しておいた。翌朝その糸をたどっていくと、腹に針を刺されて絶命した一匹の蝦蟇が見つかったという。娘のもとへ通っていたのは、フクダロと呼ばれるこの蝦蟇が化けた姿だったのである。
- 広まり方
- 1931年刊『旅と伝説』所収、田中喜多美「岩手雑纂」に記録がある。
- 地域
- 岩手県雫石町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ