ふか
鱶
国内
未確認生物
- どんな話か
- 番頭を食べようと船を止めた大鱶から逃れた男が、後日その絵柄に触れた傷が元で死んだという話。
- 細部
- 海上を進む船の舵に大きな鱶が噛みついて、船が動かなくなってしまうことがあった。この鱶は乗り合わせていた番頭を食べようとしていたため、番頭は自分の着物を身代わりに投げて何とか難を逃れる。ところがその夜、宿に入るとそこには大鱶が描かれた手水鉢が置かれていた。腹立ちまぎれにこれを殴りつけた番頭は手を怪我してしまい、その傷口から腕全体が腫れ上がって、ついには命を落としてしまったという。
- 広まり方
- 1981年の『西郊民俗』誌、土屋武彦「伊豆の昔話」による。
- 地域
- 静岡県河津町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ