ふじゅくにち
不熟日
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 旧暦の特定の干支の日を不熟日と呼び、種蒔きや植え付けを忌む磐城地方の農耕禁忌。
- 細部
- 磐城地方に伝わる農作業の禁忌。旧暦で子の日が回ってくる月(正月・四月・七月・十月)、午の日が回ってくる月(二月・五月・八月・十一月)、酉の日が回ってくる月(三月・六月・九月・十二月)は不熟日と呼ばれ、種蒔きや苗の植え付けを避けるべきとされた。この日に手を付けて実った作物は、弔いの席や病人の膳に使われる運命になると恐れられていたためである。ただし一向宗の家ではこの禁忌を守らなくてよいとされていた点も伝わっている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、高木誠一「磐城石城郡草野村より」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ