ふじわらのちかたのよんき
藤原千方の四鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 武将・藤原千方が使役したという金鬼・風鬼・水鬼・隠形鬼の四体の鬼。それぞれ武器を弾く体、暴風、洪水、透明化の力を持つとされる。
- 細部
- 軍記物語『太平記』巻十六「日本朝敵事」に由来する伝承で、天智天皇の時代、藤原千方は金鬼・風鬼・水鬼・隠形鬼の四鬼を従えて朝廷に反旗を翻した。金鬼は武器を弾く堅い体、風鬼は敵を吹き飛ばす強風、水鬼は洪水、隠形鬼は姿や気配を消す力を備える。討伐に来た紀朝雄が、帝の国土に鬼の住処はないという趣旨の和歌を詠むと四鬼は退き、千方も討たれた。三重県御浜町尾呂志には「四鬼の窟」が残り、奥州の達谷窟と結びつける伝承や、四鬼を忍者の原型とみる説も記録されている。
- 広まり方
- 伊賀・伊勢地方の郷土伝承として今日まで語り継がれている。
- 地域
- 三重県(伊賀・伊勢地方)
- 年代
- 伝承(『太平記』)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ