ふじつか、せんげんさまのたたり
富士塚
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 川口市に伝わる話で、ある石屋が塚越と横曽根、それぞれの仙元様の石を粗末に扱ったため祟られて家系が絶えたが、祠と碑を丁重に祀った旦那の家は栄えたという対照的な言い伝え。
- 細部
- 川口市には、仙元様にまつわる祟りの話が対照的な形で伝えられている。ある石屋が、塚越と横曽根、それぞれの土地にあった仙元様の石を買い取ったが、これらを粗末に扱ったところ、仙元様の怒りに触れて祟られ、その石屋の一家はやがて途絶えてしまったという。一方、後になって同じ石を買い取った旦那の家では、祠と碑を粗末にすることなく屋敷にきちんと祀ったところ、その家はたいへん栄えたと伝えられている。同じ仙元様の石をめぐりながら、扱い方によって家の運命が大きく分かれたという話である。
- 広まり方
- 1985年の『あしなか』誌に岡田博が寄せた「仙元様のお怒り」と題する記録による。
- 地域
- 埼玉県川口市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ