ふじ
藤
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白鳥神社境内の大藤は前九年の役で源頼義父子が苦戦した際、二頭の大蛇と化して敵を敗走させたという奇跡の伝説を持つ。
- 細部
- 白鳥神社は日本武尊を祭神として祀る社で、境内には今もなお、二条の大藤が絡みついた大きな欅の木がそびえている。前九年の役に際して、源頼義とその子はこの境内に陣を敷いて宿営したことがあった。すると頼義の夢の中に祭神が現れ、そのお告げによって頼義父子は大勝を収めたのだという。戦いの序盤で官軍が苦戦を強いられていたとき、境内のこの藤が二頭の大蛇へと姿を変え、敵軍を打ち破って敗走させたと伝えられている。植物が龍蛇へと変じて戦いを助けるという、劇的な戦勝譚である。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』伝説・木の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県村田町
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ