ふどうみょうおう
不動明王
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 屋敷神の不動明王で占いをすると良く当たり、日本武尊の石祠を寄進されてからは石占を続けている。
- 細部
- 富士吉田市向原のある家に伝わる話。当主が18・9歳のころ、晴れた日に「今日桑を切らないと雨が降る」と言うと、誰も信じなかったにもかかわらず実際に的中し、そうしたことが2・3回続いた。そこで戦前には屋敷神の不動明王でオウカガイ(お伺い、占い)をするようになり、よく当たると評判になった。評判を聞いたネギサマ(神職)のBさんが日本武尊の石祠を寄進してくれたため、それ以降はその石祠で石占を立てるようになったという。戦争中に当主が出征している間は、奥さんが代わって石の上がり具合から吉凶を占っていたと伝わる。
- 広まり方
- 1984年刊『向原の民俗(下)』の「信仰 屋敷神と屋内神」と「信仰 俗信・その他」に、都留文科大学民俗学研究会が採録した。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ