ふだるがみ
フダルガミ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中で急に空腹で倒れたり腹痛や気分の悪さに襲われたりするのはフダルガミのせいとされ、米粒を投げるか念仏で治まるという。
- 細部
- 三好市に伝わるフダルガミの話である。山を歩いているときに、急にひどい空腹感に襲われて倒れてしまうことがあるが、これはフダルガミに行き逢ってしまったためだとされている。このようなときには、持っている弁当の中から米粒を2、3粒投げてやるとよいとされ、あるいはその場でじっとして念仏を唱え続けるのもよいといわれている。また別の言い方では、山中を歩いていて突然腹痛が起きたり、気分が悪くなったりすることをダルがつくと表現し、これもフダルガミによるものだと考えられている。
- 広まり方
- 1976年の『えとのす』所収、武田明「阿波山地『祖谷山』の祭礼と俗信」、および1938年の『民間伝承』所収、武田明「山村語彙」に記録がある。
- 地域
- 徳島県三好市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ