ふちのぬし
淵の主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 祐福寺下の淵に棲む主は膳椀を貸してくれていたが、足の一本欠けた膳を返されたことに怒り、以後は貸さなくなったという。
- 細部
- 祐福寺の下手にある淵には主が棲んでいるとされ、この主は求めに応じて膳や椀を貸し出してくれていたのだという。ところがあるとき、借り受けた膳を返す際に、脚が一本取れて欠けたままの状態で返してしまった者がいた。この振る舞いに主はひどく腹を立ててしまい、以来どれほど丁重に求めても、二度と膳椀を貸してもらえなくなったのだという。
- 広まり方
- 1975年の民俗採訪『愛知県西加茂郡小原村』(國學院大學民俗学研究会)に記録されている。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ