きそのふちにひびくはたおりおと
木曽の淵に響く機織り音
国内
未確認生物
- どんな話か
- 観音堂の下の淵にはお姫さまが棲むといい、機を織る音が水辺に響いたと伝わる。
- 細部
- 観音堂の下にある東山の淵には主がいて、その正体は高貴な姫だと語られてきた。淵のほとりではチャンカラカンという機織りの音が聞こえたといい、水底に住まいがあることの証しとされた。姿を見た話ではなく音として存在が示される点に、この伝説の特徴がある。同じ淵は膳椀を貸してくれたという話でも知られ、主が人と行き来を持つ存在として語られていた。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承編、淵の伝説の項による。
- 地域
- 長野県木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ