ろーまのけんこくしんわ
ローマの建国神話
founding of Rome
国外
場所・異界
- どんな話か
- 軍神マルスの子ロムルスが雌狼に育てられ、弟を殺して都市を築いたと伝わる古代ローマの建国神話。
- 細部
- 古代ローマ人は、自分たちの都市が軍神マルスの子ロムルスによって築かれたと信じていた。ロムルスと双子の弟レムスはテヴェレ川に捨てられたのち雌狼に育てられ、羊飼いに拾われて成人したのち、王位を奪った大叔父への復讐を果たしたとされる。二人は新しい町を興そうとしたが場所をめぐって仲違いし、レムスが命を落としてパラティーノの丘にローマが建てられたと語られる。建国の年は古代の歴史家の間でも計算が分かれたが、紀元前753年とする説が広く採用され、今日のローマ暦の起点にもなっている。もっとも現代の歴史家の多くは、特定の建国者や年代を持つこの物語を史実ではなく後世に整えられた伝承とみている。
- 広まり方
- 共和政末期から祭礼で祝われ、帝政期には国家的な記念行事にまで発展した。
- 地域
- イタリア・ローマ
- 年代
- 伝承上は紀元前8世紀
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ