えんのぎょうじゃ
役行者
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 大宝年間、役行者と雲遍上人が清滝で天狗の出現に遭うが秘呪を唱えると諸仏が現れて天狗を退け、大杉を清滝明神として祀ったという。
- 細部
- 飛鳥時代、大宝の年号のころ、役行者と雲遍上人の二人が清滝の地を訪れたときのこと、にわかに雷を伴う雲が立ちこめて激しい雨が降り出し、そびえ立つ大杉の梢には多数の天狗の姿が現れたという。これに動じることなく二人が秘密の呪文を唱え続けたところ、目の前に地蔵、竜樹、富婁那、毘沙門、愛染といった仏や菩薩が次々と姿を見せて光を放ち、天狗たちはたちまちどこへともなく消え去ってしまった。この不思議な出来事を機に、二人は山中に神廟を築き、天狗を退けたかの大杉そのものを清滝明神として祀り崇めるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 日本随筆大成第二期1974年収録、菱川師宣「江戸雀」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 飛鳥時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ