うまにいどむえんこう
馬に挑む猿猴
国内
未確認生物
- どんな話か
- 河童の一種とされる猿猴は子どもと相撲を取るいたずら者だが、馬に手を出して返り討ちに遭う話も残る。
- 細部
- 下関市豊田町にはエンコウ(猿猴)と呼ばれる河童の一種が伝えられている。体長五十センチほどでカワウソやイタチに似た姿をしており、夏になると子どもに相撲を挑んだり、泳いでいる人の尻を抜いたりするいたずら者とされた。一方で馬に手を出すと分が悪く、馬の急所を抜こうとして逆に馬もろとも引き上げられ、それきりいたずらをやめたと語られる話や、馬を川へ引きずり込もうとしたが力で負けて引き上げられ、二度とその川には上がらないと言ったと伝わる話も残っている。
- 広まり方
- 1975年の『民俗採訪』所収、山口県豊浦郡豊田町の調査報告に記録がある。
- 地域
- 山口県下関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ