えんこう
猿猴
国内
未確認生物
- どんな話か
- 桜江町では、石に書かれた朱色の文字を猿猴が毎晩消しに来るとされ、消え切ると村人が猿猴に連れ去られると恐れられた。
- 細部
- 江津市桜江町に伝わる話では、ある石に朱色で書きつけられた文字を、猿猴と呼ばれる河童に似た妖怪が夜ごと現れて少しずつ消していくという。猿猴は各地の川辺で河童のように語られることが多い水の妖怪で、この話では文字が完全に消えてしまった時、村人が猿猴にさらわれてしまうと恐れられていた。そのため文字の残り具合が、村にとって猿猴の脅威を測る目安として気にかけられていたと考えられる。
- 広まり方
- 1936年刊『旅と伝説』に、千代延尚寿が石見地方の神仏にまつわる話として書き留めたものの一つで、地域の言い伝えとして今に伝わっている。
- 地域
- 島根県江津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ