うわじまのえんことすいし
宇和島のエンコと水死
国内
未確認生物
- どんな話か
- 河童にあたる呼び名で、カワウソとの異同や呼称が地域ごとに揺れ、水死を憑きものとして語る。
- 細部
- この一帯ではエンコを川太郎あるいは河童と言い換えることが多い。ただし内容の理解は一様ではなく、エンコとカワウソをまったく同じものとみなす地域がある一方で、両者を区別する地域もある。呼び名もエンコボやエンコボーズなど土地ごとに変化する。水死については、エンコが人の尻を抜いて溺れさせるのだと説明され、その現象をエンコが人に憑くという言い方で表した。名称と概念の広がりを整理した記述であり、水辺の死を説明する語彙として機能していたことがわかる。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興の伊予の妖怪変化にまとめられている。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ