かみじまのしりをぬくえんこ
上島の尻を抜くエンコ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大江の池にいたという河童の類で、腕が伸縮し人の尻を抜くと恐れられた水の怪。
- 細部
- 池に潜むこの怪物は、片方の腕を縮めると反対側がその分だけ伸びるという奇怪な体を持ち、人の肛門を抜き取ると言い伝えられて恐れられた。頭頂の皿が濡れているあいだは並外れた力を振るうが、水が失せると途端に力を落としてしまう。刃物など金気のものを何より嫌った。あるとき吾平という老人に悪戯を仕掛けたものの、機転の利く相手にやり込められて退散したという。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、森本正勝「生名島というところ」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ