えきしん
疫神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 与野市の名主が疫病を逃れようと別時念仏を営み、集まった人々の名を帳面に記して夢の中の疫神に見せたところ、名のあった人は無事だったが嫁いだ娘だけは病死したという。
- 細部
- 与野市の名主が、村に広がる疫病を逃れるために別時念仏を催した。念仏に加わった人々の名前は名帳に書き留められ、名主はある夜見た夢の中で、この名帳を疫神に差し出して見せたという。その後、名帳に名を連ねた人々は疫病にかからずに済んだ。ところが、他の土地へ嫁いでいた名主の娘だけは疫病にかかり、命を落としてしまった。同じ名主の身内でありながら、疫病にかかった者とかからなかった者とに分かれたという話である。
- 広まり方
- 2001年刊行の『民具マンスリー』に井坂康二が寄稿した「長宝寺『よみがえりの草子』に不動明王が出てくる理由」に記されている。
- 地域
- 埼玉県さいたま市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ