えきびょうよけ
疫病除け
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 風邪や赤痢、麻疹などの流行病除けとして、家の戸口に手形を貼り悪疫の侵入を防いだという富山市柳町の習俗。
- 細部
- 柳町では、風邪や赤痢、麻疹といった流行病が家に入り込まないよう、戸口に手形を貼りつけるまじないが行われた。人の掌の形をした紙を門口や柱に貼ることで、悪い疫病がそこから内へ入るのを防ぐという考え方による。医療が十分でなかった時代、住人たちは目に見える形で悪疫の侵入経路を塞ごうとしたのだろう。単純な仕草でありながら、疫病を家の外の脅威として捉える発想がうかがえる習俗である。
- 広まり方
- 2000年の『加能民俗』所収、森俊「都市の呪法-富山市柳町の場合-」に記録がある。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ