にゅるんべるくのてつのしょじょ
ニュルンベルクの鉄の処女
Eiserne Jungfrau von Nürnberg (Iron Maiden)
国外
物品・機械
- どんな話か
- 内側に無数の棘を仕込んだ人型の箱に生きた人間を閉じ込めて処刑したとされる中世の拷問器具『鉄の処女』。実際には中世の実在は確認されておらず、18~19世紀に見世物用として組み立てられた創作品だったことが歴史学的に指摘されている。
- 細部
- ニュルンベルクの『鉄の処女』は1802年頃から見世物として展示され始め、1515年に初めて使用されたという由緒まで語られていたが、この日付は18世紀の歴史家ヨハン・フィリップ・ジーベンキースが創作した可能性が高いとされる。刑法史家ヴォルフガング・シルトは、19世紀に見世物興行用として複数の博物館の展示品を組み合わせて作られたものだと主張しており、中世以前の実在を示す記録は見つかっていない。オリジナルとされた個体は1945年の空爆で失われ、現存するのは1890年頃に作られたレプリカである。
- 広まり方
- 見世物小屋や博物館の展示を通じて『本物の中世拷問器具』として観光客に広まり、後の学術研究で創作物であることが指摘されてもなお通俗的なイメージとして定着している。
- 地域
- ドイツ・ニュルンベルク
- 年代
- 伝承上は16世紀、実態は18~19世紀
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ